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ウィリアム・ブレイクのバット

版元: 幻戯書房
装幀: 緒方修一
本文組版・図版構成: 平出隆
カヴァー装画: ウィリアム・ブレイク「こだまする緑の原」第二葉
定価: 2800円(税別)
ISBN: 978-4-00-025402-1
上製 カヴァー装 9ポ1段組 216頁

目次 glad day =[世界の果て書店 北米のもりそば 民宿のシンメトリー・キャット 留守番動物への便り わが庭のリトル・リーガー わがチームの大リーガー 海を背に キタタキの山 シカゴの空 アムステルダムー奈良 海峡のドミノ 緑の光] ball, bat & art =[ウィリアム・ブレイクのバット 文字と化したバット ラウル・デュフィの野球場 「世界輪」をめぐる打者と走者 オルデンバーグのバット 庭園の永遠 白鯨礼讃] kafka’s drive =[絶対初心者 初心の喪失 はじめての失敗 世田谷のボロ市 自動車神社 私鉄沿線風景 アイオワの教習 へんな合格 無能のライセンス ある年頃 私の草相撲 極り手 いつのまにか 危険について ランダバ・パーティー 言語正確 インケン先生 説教より過褒 門のあたりで 絶対初心者マーク 鞍数とキロ数 愛さずにいられない 自転車日記 自転車乗り朔太郎 美しいラインを曳いて 蘆花と迷路 クリズルクルー まがね神のこと 空飛ぶ詩人と屋根職人 助手席の神 間違いだらけの自動車旅行 出発まで アーヘンまで 道のつもりか 鞍を背のアウトバーン 静かな旅人] 初出一覧

帯文(背):
詩的世界への旅
帯文(表):
それは打撃音とともに旅をもたらす魔法の杖
平出隆が無限のフィールドに残す言葉のシュプール
帯文(裏):
ボールが一撃されたなら/飛び出していくよ 少年は/さだめられた 次の杭へ/そして 歓びいっぱいにホームへ

ウィリアム・ブレイクのバット Uu-rakuen
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ウィリアム・ブレイクのバット 紅子
ウィリアム・ブレイクのバット
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BIOGRAPHY 1950-1959

1950年11月21日、福岡県門司市御所町(現・北九州市門司区大里戸ノ上)の祖父母の家で生れる。父恍一は国鉄職員、母和子、姉順子。
1952年3月、門司市大里の国鉄観峽寮から新原町国鉄官舎へ転居。
1954年11月、八幡市黒崎熊手町の借家へ転居。
1955年11月、門司市永黒市営アパートへ転居。
1956年4月、日の丸幼稚園入園。
1957年4月、門司市立萩ヶ丘小学校入学。担任の原口珠枝先生を慕う。
1959年12月、門司市帯田町柳公団住宅へ転居。

BIBLIOGRAPHY 2000-2009

2003/01/07 「解説」芥川竜之介『侏儒の言葉 文芸的な、余りに文芸的な』岩波文庫
2005/04/26 「図書館のいろいろ」『日本経済新聞』2005年5月8日朝刊
2006/05/08 「随筆と小説とのあいだ(解説)」川崎長太郎『もぐら随筆』講談社文芸文庫
2006/07/15 「詩を離れて詩を思考するーー散文概念をめぐって(講演録)」『詩界』第250号、日本詩人クラブ
2006/09/26 「半島と廃墟と雲と」『雲のうえ』1号、北九州市
2006/10/03 「古代・種子・散文」< 遊歩のグラフィスム26 >『図書』2006年11月号、岩波書店
2006/10/30 「手のひらの迷宮」< 遊歩のグラフィスム27 >『図書』2006年12月号、岩波書店
2006/12/14 「天文と雑纂」『現代詩手帖』2007年1月号、思潮社
2006/12/14 「《フィールド・ミュージアム・ネット》の展開と「子規庵」研究Ⅰ 《フィールド・ミュージアム・ネット》の構想と着手」『多摩美術大学研究紀要』第21号、2006年、多摩美術大学
2006/12/21 「清らかな予言の織物」< 遊歩のグラフィスム28=最終回 >『図書』2007年2月号、岩波書店
2006/12/27 「vox barbara」『るしおる』63号、書肆山田
2007/01/19 「鳥を探しに(25)」『小説推理』2007年3月号、双葉社
2007/02/15 「子規庵から始めてーーフィールド・ミュージアム・ネットのこと」『日本近代文学館』第216号、日本近代文学館
2007/02/18 「鳥を探しに(26)」『小説推理』2007年4月号、双葉社
2007/02/28 「アンケート わたしの好きな短篇3作」『考える人』春号、新潮社
2007/03/01 「ポエトリー・カードのこと」『季刊 子規博だより』第25巻4号、松山市立子規記念博物館
2007/03/17 「鳥を探しに(27)」『小説推理』2007年5月号、双葉社
2007/03/25 平成17年度武蔵野市寄付講座 講義録 統一テーマ「環境の世紀を生きる感性」 武蔵野大学(人間関係学部環境学科)企画・主催 武蔵野大学出版会編集・発行
2007/05/08 「鑓水や本ならぶ野の大傾斜」『つくる図書館をつくるーー伊東豊雄と多摩美術大学の実験』多摩美術大学〔非売品〕/鹿島出版会〔2500円〕
2007/05/16 「グラシンのことなど」2007年『図書』7月号、岩波書店
2007/05/18 「鳥を探しに(28)」『小説推理』2007年7月号、双葉社
2007/06/19 「鳥を探しに(29)」『小説推理』2007年8月号、双葉社
2007/07/02 「くもりとくもりなさ 玉城徹歌集『石榴が二つ』」『短歌新聞』2007年7月10日
2007/07/16 「プリニウスの瓢箪」『ユリイカ』2007年8月号、青土社
2007/07/19 「鳥を探しに(30)」『小説推理』2007年9月号、双葉社
2007/08/18 「鳥を探しに(31)」『小説推理』2007年10月号、双葉社
2007/09/18 「鳥を探しに(32)」『小説推理』2007年11月号、双葉社
2007/10/18 「鳥を探しに(33)」『小説推理』2007年12月号、双葉社
2007/10/28 「梱包の贈りもの」『日本経済新聞』2007年10月28日
2007/11/15 「野外を行く詩学ー《フィールド・ミュージアム・ネット》のことー (第三八二回 一橋大学開放講座)」『如水会々報』2008年3月号
2007/12/13 「雷滴 その研究」『現代詩手帖』2008年1月号、思潮社
2008/01/22 「雷滴 その研究」『抒情文芸』2008年春号、抒情文芸刊行会
2008/09/02 「その読書のまなざし(解説)」『澁澤龍彦 書評集成』河出文庫〔2008/10/20刊〕
2008/09/29 「浮城の階段」(コラムと写真2点)『芸術新潮』2008年11月号、新潮社〔2008/11/01刊〕
2008/09/30 東アジア文学フォーラム 於=ソウル市プレスセンター 平出隆 発表《「領域」の彼方へーー数学と散文による詩的探究》 16:10-18:10〔lecture〕
2008/11/01 「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 私のいない私の部屋」『芸術新潮』2008年12月号、新潮社
2008/12/22 「カフカの泣いたホテル」(コラムと写真3点)『芸術新潮』2008年2月号、新潮社〔2009/02/01刊〕

BIBLIOGRAPHY 1990-1999

1991/04/25″ 「活字の中のスポーツ」『朝日ジャーナル』(ブックガイド’91)1991年4月25日号臨時増刊、朝日新聞社
1997/01/01″ 「歯をもつ装幀」『へるめす』(現代において詩はなぜ書かれるか 5)、第64号、岩波書店
1997/02/10* 「ダイアモンドの迷走」『読売新聞』1997年2月15日夕刊
1997/03/30″ 「百燈のゆくえ」『るしおる』第33号、書肆山田
1997/10/01″ 「青蚊帳は吊られるべきか」『ユリイカ』1997年10月号、青土社
1997/10/01″ 「母のくれたる詩法」『ユリイカ』1997年10月号、青土社
1997/10/30″ 「白蚊帳のゆがみの眠り」『るしおる』第32号、書肆山田
1997/12/01” 「つつましい黎明」『文藝春秋』1997年12月号、文藝春秋
1998/04/29* 「電車の中の無政府状態」『毎日新聞』1998年5月2日夕刊
1998/06/03* 「『どこまでも本気』ということ」『毎日新聞』1998年6月6日夕刊
1998/06/30″ 「つつましい黎明」『るしおる』第34号、書肆山田
1998/07/08* 「電話機デザインに見る破壊」『毎日新聞』1998年7月11日夕刊
1998/08/12* 「よそ者への親切」『毎日新聞』1998年8月15日夕刊
1998/09/16* 「じゃれ合いの新様式」『毎日新聞』1998年9月19日夕刊
1998/10/28* 「四季のイデオロギー」『毎日新聞』1998年10月31日夕刊
1998/11/10″ 「遠い鉤」『るしおる』第35号、書肆山田
1998/12/02* 「別れの軽いあいさつ」『毎日新聞』1998年12月5日夕刊
1999/01/13* 「改札口の美質について」『毎日新聞』1999年1月16日夕刊
1999/02/17* 「レジや電話口での応酬」『毎日新聞』1999年2月20日夕刊
1999/02/28″ 「砕ける部屋」『るしおる』第36号、書肆山田
1999/03/24* 「動物に見守られて」『毎日新聞』1999年3月27日夕刊
1999/06/25* 「ベルリンの瞬間 Ⅲ」『すばる』1999年8月号、集英社
1999/09/30″ 「弔父百首(抄)」『るしおる』第38号、書肆山田
1999/12/25* 「こごる時間ーー1900年の小犬」『朝日新聞』1999年12月28日夕刊

BIBLIOGRAPHY 1980-1989

1981/02/20 「胡桃の戦意のために 1-11」『現代詩手帖』1981年3月号、思潮社〔*詩集中=1, 105, 73, 40, 50, 60, 70, 10, 9, 6, 108〕
1981/03/13 「胡桃の戦意のために 12-20」『現代詩手帖』1981年4月号、思潮社〔*詩集中=21, 11, 41, 51, 61, 72, 81, 91〕
1981/03/23 「若い整骨師の肖像」『海』 5月号、中央公論社〔*詩集中=「自然観察者の手記」〕
1981/04/13 「胡桃の戦意のために 21-28」『現代詩手帖』1981年5月号、思潮社〔*詩集中=103, 12, 45, 32, 42, 52, 22, 71, 82〕
1981/05/11 「胡桃の戦意のために29-35」『現代詩手帖』1981年6月号、思潮社〔*詩集中=92, 8, 13, 23, 16, 43, 33〕
1981/07/13 「胡桃の戦意のために44-53」『現代詩手帖』1981年8月号、思潮社〔*詩集中=31, 54, 64, 74, 5, 44, 57, 15, 17, 35〕