家の緑閃光

版元: 書肆山田
装幀: 菊地信義
定価: 2400円
A5変形判(208 x 144)上製 函入 153頁

目次 格闘図 漢字の用法 謎の部品 鉛のかんな屑 鳥のモビール 緑光異文一 明るいくらしの家計簿 しどろもどろに蛇 泪の餌台 追悼のピアノ 区分地図帖 原色昆虫図鑑 シンガポールの鍵 かんしゃく玉 緑光異文二 埃りまみれのプリズム 祖父の鉱石標本 HOTEL ZUDABOLLO 魂の打具 紙を踏む星 緑光異文三 基本定石事典 動物組織プレパラート 二色の箱――リヴァーシブル 緑光異文四 去年の中国花火 基本布石事典 緑光異文五 布の石 明後日の生ゴミ 緑光異文六 双生の箱 TISSUE OF SONGS 紳士七変化 緑光異文七 偏平星 打具の科学 大いなる袋に 神保先生著 施設の浮力 緑光異文八 ギャラリー 頬と鍵 悪意のアパートメント 部屋その肖像 わたしもピアノ 露わにすること 蛇のかけら 家計簿のくらみ 緑光異文九 なんとか引っ越した鳥たち プレートと閾 な名づけそ 恋愛詩集凡例 散文的見世物 家の緑閃光 目録

帯文(背):
第4詩集
帯文(表):
素描と小説と歌と――
あるいは
散文詩と散文と詩と――
三様の形式の隙に、微妙で苛烈な揺らぎを与え、生あるオブジェの奇蹟的なきらめきによって組み立てる《言語の光学の家》。現代の詩の鍵、というより文学の鍵をめぐる、果敢にして陰翳ゆたかな探究成果がここにある。
帯文(裏):
平出隆 1950年生
詩集 旅籠屋 1976年 胡桃の戦意のために 1982年 若い整骨師の肖像 1984年
詩論集 破船のゆくえ 1982年 攻撃の切尖 1985年

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